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忌野清志郎の命日から約三日後に、にほんの原発が全て停止した。
今これを書いているパソコンも、核の力を借りていない。冷蔵庫を冷やしているのも、炊飯ジャーで炊く毎日のご飯も、核の力を使っていない。 それ自体は、確かにめでたくはあるが、しかしそれだけだ。USTで生中継していた5日や6日の反原発デモのお祭り騒ぎも、なんだか甘いような気がしてならない。 この国が民主主義国家でないことは、もうすでにバレてしまっている。ただの全体主義、骨の髄まで原子力ファシズムに侵されている国家なのだ。 電力のオン・オフスイッチを握っているのは、奴ら電力会社と政府だけであり、我々には一切ない。奴らの頭の中には、すでに次のシナリオはできている。 枝野は先月に言っていた。5月には一瞬全原発が止まると。 どんな時間軸から見た一瞬かはわからんが、奴らにとって、原発が止まるのは一瞬でしかないらしい。タダチニ〜、再稼働へ向けて猛追してくるだろう。 停止後のテレビニュースをちらりと見た限りでは、関西の電力不足を煽るものがほとんどで、再び、マスコミのこの夏電力足りないキャンペーンが大々的に始まるのか。 これから始まる大飯町の原発再稼働審議も、やはり非公開なのだそうだ。この期に及んで、である。 九電や四電も、火力発電所の定期点検を先送りし続けている。電力需要の少ない今やらずに、先送りを続ける。このままフル稼働して、夏の一番暑い時期に故障させる算段なのか、よっぽどの阿呆なのか。 現在休止中の火力を再稼働させてゆけば、定期点検しながらでも余裕で火力発電を回して行けるはずなのに、奴らはそうしない。火力村のひとたちも、もっと利権をよこせと頑張るべきである。 わざと火力を事故らせる。 その上で脅迫停電。 人民は原発を望み、めでたく再稼働となる。 奴らは、そのくらいのことは、平気でやってくるのじゃないかと、思っている。 そうそう、東電の新シャチョーが決まったね。これを受けて枝野は、晴れて一兆円の公的資金投入と電気料金10%アップを認めるんだそうだ。9日にもそうするんだそうだ。ちょいと時間稼ぎしただけで、全ては予定通り。全くやりたい放題。原発で働く人々も、ほとんどが8次受けの末端作業員。ピンハネに次ぐピンハネを許しているのも政府。ピンハネは合法なんです。金が回ってくるのは何時の時代も上の位置につく者のみ。この一兆円も、どこへ消えてゆくのやら… もうね、今のシステムでは、ダメだよ。とうの昔からわかりきったことだったのに。 革命が必要さ。 油断するな。 昨日(6日)の竜巻が警告している。 ![]() ※写真は、5月5日の一応スーパームーン
新学期が始まった。
13ヶ月前、去年の3.11以来、気持ちがざわついたまま卒園式、入学式と進んで行き、そのまま二年生を迎えた。東京は一見何事もなかったように平穏無事に見える。桜の花もこの時期に合わせるように満開になった。少なくとも表面上は。 昨日、5,6年ぶりに懐かしい友人から電話があった。現在彼女は、東京で長年就職していた会社を辞め、仕事を転々としているのだが、昨年の震災当時はスーパーで働いていて、それからしばらくの店内の混乱はもの凄いものだったと言う。東京の母親たちが水を買い占める姿や放射能汚染を疑われる食品を置いていることに怒りを顕にする姿を見て、恐れおののいたんだという。そんな彼女は石巻出身なのだが、実家は津波に流されて跡形もなく失くなってしまったという。(家族はバラバラに逃げて、なんとか皆無事だった) 現在彼女は、都内の心療内科でアルバイトをしているのだが、患者のほとんどが20代30代の若いひとで、ほとんどが生活保護をもらっているんじゃないかと話していた。その上医者はちょっとしたトラブルが起こりそうなものなら、すぐに警察を呼ぶ。そういうマニュアルが出来ているんだそうで、警官がしょっちゅうやって来るんだそうだ。 「もう終わってるよね。」 彼女は受話器の向こうで軽やかに言った。 「以前からその傾向はあったけど、もっと息苦しい社会になっているよ」 私は思い出した。以前一緒に飲んでいて、彼女が言った言葉を。 「このままではダメだと実はみんな思っているんだけど、でもなんとなく回りに流されていくんだよね〜」 彼女も、あの日を境に全てが変わってしまったことを実感している。 彼女と携帯電話を切ってしばらくすると、今度は家の電話が鳴った。ぴ〜すけの小学校に赴任してきたばかりの担任の教師からだった。その教師は、区がこの3月に廃止した健康学園からの転任で、まだ都会の学校に馴れていない、全く擦れていないような30代の女性だ。昨年まで担任だった海千山千擦れすぎてくたびれた定年近い男性教師と比べると正反対の印象なのだが、今度の担任は、まっすぐなせいか融通が聞かないようである。 給食が始まる日に、学校の連絡帳に「うちの子は給食の牛乳を飲ませないことにしていて、水筒を持たせ、水道水もなるべく飲まないようにしている」と書いたのだが、その日の保護者会で、その担任から理由を聞かれた。私は、昨年と同じく、放射能が心配だからと答えた。が、どうもそれがいけなかった。 担任からの電話の内容は、牛乳だけやめて給食は止めないのか?ということから始まり、どうも不慣れで優しく要領を得ない話しぶりなのだが、かいつまんで言うと、放射能が心配で牛乳だけをやめるのはおかしいので一度上の者(校長とか?)と話しをしに学校に来て欲しい、ということだった。 「それって、はっきり言うと、学校側としては牛乳だけやめることは認めたくないということでしょうか? 牛乳を飲むか給食ごと止めるか選択しなくてはならないということですか?」 と聞いたら、先方はうにゃうにゃしながらどうもそんな感じらしいことを言ってくる。 「そう言うことだったら、考え方の違いで、お話しても平行線になるだけなので、(学校に行くのは)お断りします。」と、断った。担任は、「では、それを上の者に報告しますね」と言うので、「言わないほうがお互い丸く収まりますよ〜。じゃ、放射能はやめて、アレルギーということにします」と冗談交じりで言ったのだが、彼女は頑として、しかし申し訳なさそうに「すみませんが、そう言うことは出来ないので、上に報告致します。それでまたご連絡するかもしれないですがよろしくです」と言って、電話を切った。 う〜む。この国には、牛乳を飲まない自由さえないのか? 果たして、結果はいかに? 続きがあれば報告しるよ。 ![]() ま、現実問題として、給食を止めることは、ぴ〜すけの学校生活を思うと躊躇する。やっぱりこんな日本社会の中の小さな教室でも、たったひとり弁当にすると、色々良からぬことがあるのではないかと考えてしまう。 一応うちの学校の給食は、保護者からの抗議が多かったせいかどうかはわからないが、前年度の2学期くらいから、表向きは千葉茨城福島宮城のいわゆる高汚染が出た県の食材は、ほとんど使わないようになった。 昨年末たった一度だけ行った区の給食の放射能検査でも確かにほとんど出なかった。保育園幼稚園小中校の一食分の全検査中、確か最高で2ベクレルくらいだったか。牛乳については、ぴ〜すけの学校と同じメーカーからセシウムが1ベクレル出ていて、たまたま数値が高く出たのか低く出たのか、それは継続的に調べないとわからないし、たった一度の検査で全て安全にしてしまう精神が全くおかしいので、その抗議の意味と、ストロンチウムの心配、隠蔽政府への不信から、給食の牛乳は飲ませないことにしているのだが。。しかし、その選択が吉となるか凶となるか、それともどちらでもないか、現時点では何もわからんのだ。…これも茹でガエル状態の一症状なのかもしれない。 (※私は、ドイツ放射線防護協会の子ども4Bq/kgを我が家の基準値にしているです)
行政が暴走している。
市民たちの声をガン無視して、自分たちの意見が正しいノダと、強行。 どこの独裁国家だよ。 原子力村は超法規的。 これ、確か神戸大の山内教授の言葉。 全国民の疑問でもある。 ならば、法規を作りゃいいんでしょ、と、暫定なアンゼン基準値を作って、とにかく安全対策をやる予定さえあればOK、おまけに地元の理解も法律的にはいらんので、政府判断で原発の再開は出来るとノダ、と明言してしまう政府。 紙一枚で、危険が安全になる不思議社会。 やっぱり超法規的なノダ。 原発の駆け足再稼動ゴリ押しの理由は、全原発が止まり実は電力が足りてしまうことが実証されると、原発スイシンジャーの息の根が止まってしまうから、それだけはなんとしても避けなくてはならないからなノダ。 原発の発電料金が安いとされるからくりに、使用済み燃料棒が資産として計上されているが、これ、核燃料リサイクルが破綻したら、ただの大迷惑放射性廃棄物で、マイナスの資産でしかない。もんじゅを見てわかる通り、ほんとうは核のリサイクルなんぞ破綻しているのだが、それを認めたら原発料金の安値までも破綻しちゃうから、リサイクルはなんとしても続けなくてはならんわけ。そこで出てきたのがこのニュース。日本原燃、青森にMOX燃料工場建設再開。nhttp://mainichi.jp/area/aomori/news/20120331ddlk02040009000c.html MOXくんは、核燃料リサイクルの原料で、新しいぴちぴちウランちゃんと使用済み核燃料の中のウラン婆さん&プルトくんから作られる。今までは大英帝国で作ってもらってお船で運んでいたけれど、ふくいちくんの爆発をきっかけに、帝国のMOX工場は閉鎖となってしまった。こりゃ大変だ!MOXくんがないと、核のリサイクルが途切れてしまうではないか! と、ゆうわけで、原発の再稼働の騒動の裏で、着々と核燃料リサイクルの絆が、補強されていっているノダ。確か、数カ月前までは、政府もプルサーマル発電に関しては廃止の姿勢を取っていたと思うが、最近、曖昧になってきた。ここ1ヶ月ほどで、原子力村の巻き返しが強くなっているように見えるノダ。さすがだ。つおいぞ!スイシンジャー! ま、計画だけあれば、現状は維持されていると見做されるんだろうから、書類だけ提出して、いつまでも完成しない工事を続けてればいいノダ。国が破綻するまで。。 そうそう、MOXくんは、どこぞの豚さんソーリ大臣みたいに優等生的笑顔を振りまきながら実は凶悪なノダ。MOXくん装填のふくいち3号炉の爆発、あの映像は忘れられないねぇ。カメラのフレームを超えて、空高く灰色のキノコ雲が上昇して行ったっけ…あれが15日に関東一帯を放射能で包み込んだ原因なノダ。 東電も政府も、事故以前から言われていたMOX燃料の危険性については、全く口をつぐんでいるどころか、調査さえしていないようにみえる。その上、これから再稼働させる原発群に、英国から送られて来て余っちゃってるMOXくんをどんどん入れちゃおうと、着々と準備を推めているノダ。(MOXくんも、資産だけど、使えなければ高濃度廃棄物) 前・福島知事佐藤栄佐久氏は、ふくいちにMOXくんを入れることを反対したために、冤罪で逮捕されてしまったっけな。まったく最凶なノダ。。。 さて、超法規的な電力界の丁稚である現在の最凶最悪政府を止めることが、国民の声でできるのか? この国が民主主義国家でないことが明白となった今、このままでは、わたしは、最早この国を変えることは無理なんじゃないかとちょい悲観しているよ。全ては奴らの思うがママの為すがパパ。 絶望が、個人のささやかな希望が食いつくし、大きくなってゆく。 小さな希望を持ち続けることが、絶望に対抗する手段。 その小さな希望は、ひとりひとりの中にしかない。 先月に放送していた教育テレビの『ネットワークでつくる放射能汚染地図・3だか4?』で、福島の被災地で廃墟となった家に座り、カメラに向かって淡々と語っていた被災者である普通のおっさん。 「こんな瓦礫を片付けたって何にもならない。政府は、こどもの教育に金を使うべきだ」 おっさんの言葉が、心に染み入る。 この国を変えるなにかは、きっとひとりひとりの中にある。 この国を滅ぼすなにかも、ひとりひとりの中にある。 ひとりひとりが、体制におもねることなく、ちゃんと知ろうとすれば、一億人のふつうの人びとが、この欺瞞を許さず、それを変えようと思えば、きっと希望も見えてくるだろう。 うん、ただの夢のハナシ 怒りの矛先を誤ることなく向けるノダ。ノダ! ![]()
げんぱつはばくはつしませんでした。
じしんもつなみもきませんでした。 せいふもこくみんもすこやかなへいわなくにです。 いままでどおりみんなみんなしやーわせにいつまでもくらしました。めでたしめでたし。 げんぱつはばくはつしましたが、だれひとりしにませんでしたし、ひがいをうけたひともいません。 なんねんたっても、こどもたちもびょうきになんてなりませんでした。 ほうしゃのうはじつはきけんではなかったことがわかり、ちきゅうはげんぱつでうめつくされ、かくりさいくるもすすみ、でんきだいもやすくなり、ぜんじんるいはでんきをつかいほうだいとなりました。めでたしめでたし。 げんぱつがばくはつし、にほんのくにのはんぶんのとちとうみはほうしゃのうでおせんされてしまいました。けれども、ひとびとはそのえいちをはたらかせ、おせんされたちいきからひとびとをのがし、ほうしゃのうをなるべくかくさんさせないようそのばしょにとじこめるくふうをしました。たべるものもほうしゃのうのすうちをきちんとはかり、きじゅんちをげんかくかし、ないぶひばくをさいしょうげんにおさえるどりょくをしました。じしんこくにげんぱつがあることは、みなのみらいをなくすことだときづいたひとびとは、ずべてのげんぱつをはいろにすることをきめ、ただちにとりかかりました。げんしりょくこうがくは、はいろというまだじんるいがまともにとりくんでいないぶんやにとっかされることになりました。とりあえずのえねるぎーは、あめりかからえきかてんねんがすをやすくかいつけるけいやくをし、たーびんかりょくをしゅりゅうにかえました。はやりのさいせいかのうえねるぎーのけんきゅうはよさんをおおはばにふやしてけんきゅうがさかんになり、あたらしいえねるぎーのじつげんかもすぐめのまえにせまっています。わたしたちは、こくどをはんぶんうしない、すくなくないぎせいしゃもだしてしまいましたが、しかし、きぼうというみらいをてにいれました。めでたしめでたし。 四月馬鹿、書いてみて虚しス・・・ 今日、ぴーすけとダンナ氏と久々に上野公園へ散歩に出た。 まだ桜は少々早いが、昼の公園は気の早い花見客で賑わっていた。 線量を測ると、空間線量は落ち着いていて、0,06μSv/h前後。 皆が座っているアスファルト上に置いてみると、1,5μSv/hを超えてゆく。 これはガンマー線のみ測るA2700で測った数値。 β線も測れるradex1008で測るとβも反応して10を示す。(γは0,17前後) この秋くらいから、都内のアスファルトを測ると、だいたい同じような傾向になっていて、βが普通に反応する。 ちなみに、先週母の里帰りに付き合って行ってきた高知県では、地面より空間線量のほうが若干高い。空間が0.04前後で地面が0,02前後だったりする。汚染されてないって、こういうことなんだろうと思った。 それを思うと、たとえ低線量でも瓦礫の焼却を西日本でやってはいけないと思う。 東日本だったら、あんまり変わらんかもしれん。すでにかなり汚染されてるから・・・(いや、それでもやらない方がベターだとは思うが。誤って高線量のものを燃やしてしまう可能性も十分あるし) 昨日のUSTで生放送していた京都駅前での瓦礫焼却説明会に対する市民の反応はなんというか、スカっとした。そして細野モナ男の口だけ大臣と野中広務の2ショットが、瓦礫利権というものを如実に表していて呆れた。 避難に金使え!人が先! 子どもを守れ! 京都のひと、しごく真当。拍手、拍手。思わず京都に引っ越したくなったよ。 そういえば、私は見られなかったけど、岩井俊二監督の3.11シリーズの第二弾をケーブルテレビかどこかで放送したらしいが、それに広瀬隆御大が出演しているんだって。う〜ん、凄い、岩井作品に広瀬隆…トンデモナイ時代になってしもうたと、ある意味ムネ熱なのデシ。。。 ところで話は全く変わるけど、浅田真央選手、二年越しの愛の夢を完成させることができなかった。あと一歩のところまで来ていたはずなのに。無念であろう。 一年目は失くした愛を夢見ているような、ちょっと悲壮感がある愛の夢で、でもわたしはとてもうつくしいと思っていた。今年度になって、最初の頃は、愛らしさが溢れる愛の夢らしい儚さで、うっとりとうつくしかった。 しかし、今日の彼女の演技はもうなんの夢もみていないように見えた。それでも、スケーティングは夢のようになめらかになっていることはすばらしい。 とにかくゆっくり休んでほしいもんだ。できればほんと、ゆっくり休んでください。マスコミも静かにさせてやっておくれ。 ぽっきりと折れてしまいそうで、オバサンは心配だよ。 とにかくいつでも応援してるよ。ゆっくり待ってるよ。うん。 ![]() ※写真は今年の3.11国会を囲むデモ
野田ぶたくんも、細野モナ男くんも、原発事故1年を待って、なりふり構わず再稼働に動き出したね。
その上電気料金値上げ脅迫&詐欺。 火力の原料費が高騰しているなんて、嘘。 火力発電の主力であり、今後しばらくは世界の発電の主力になるであろう天然ガスの料金は、今、アメリカを中心として世界的に下がっている。日本の料金が高いのは、日本の政府がそうしているからで、なぜだか石油価格と連動して値段を決めているからなのだが、そんなわけのわからないことをしている国は他にない。お隣の韓国と同じ価格で買い取るようにすれば、半分以下の値段になる。そのことをマスコミはきちんと報道しない。 そもそも天然ガスはほとんど中東から輸入なんてしていないのだが、わざわざ石油価格と連動して高くしているのは、やっぱり原発のコストがガスより高くなってはいけないからなのかもしれない。 原発を動かす大義名分を得るために、ガスの輸入料金をわざと高くしているんだろうが、日本て国はよほど金持ちだったんだな。 しかし、世界も日本もきな臭くなってきたよ。 わたしは個人的に全力でもうね、イランを応援したい、と思う。 ![]() なんかもう全国での瓦礫の焼却強要、再建計画のない瓦礫処理が何故か被災地の人びとを救うやら助け合いやらとにかく食べて応援やら、すっかり狂人の戯言を、人道だ正義だ絆だと吹聴し続けるこの国の動向を、キモチのワルイ悪寒と共に、ただただ見ていた。 放射能を列島中の土に、わたしたちの体の中に、広く満遍なく撒き散らそうとしているのは紛れも無く政府の方針。 燃やされ土に埋められた焼却灰の放射能も、食べて体の中に入った放射能も濃縮する。わたしたちの感情なんか関係なく蓄積されてゆく。 原発の爆発から間もない頃、テレビではお役人が、産婦人科のおエラいセンセイが、したり顔で言っていた。 「魚介類に放射性物質の生体濃縮はない」 「放射能の入った母乳を飲んでも、赤ちゃんに影響はでません。どんどん飲ませてください」 私は、耳を疑った。ついに世の中が狂ってしまった。 ところが、世の中は震災をきっかけに狂ってしまったのではなくて、もう随分と昔からこの世の中は狂った国家に運営されていて、大本営の頃と何一つ変わっちゃいない、すべてはまやかし、見事な茶番だったことがはっきりしただけだった。 わたしは自分がまともではないことを知っているし、どちらかというと狂っている方だと思っていたのだが、とんでもなっかった。狂っているのはわたしではなくて、国家の方だったのだ。 心の中で震度9の地震が起こり、自分のいる場所が崩れていった。わたしは、すっかりまともになってしまった。へへ。 それから少しして、福島に除染フィーバーがもたらされた。チェルノブイリの経験者がいくら除染は無駄だと言っても、お役人は耳を貸さず、国は原発建設に貢献した大手ゼネコンを除染業者として選び数兆円の予算を計上した。2年後に線量を半分にすることを目指すなんて、一見健気なことを言っているが、実はセシウム134は放っておいても2年後には半減するので、除染はしなくても線量は自然と半分に下がるのだそうだ。国家規模の壮大なるムダ遣い。いや、詐欺の容疑さえ疑われる。住民はキズナされちゃってその場から逃げられないけれど、業者はウハウハハ。 最近になると被災地の瓦礫の処理が進まないことに目をつけたお役人は、瓦礫を日本列島中に分散させて燃やすことを考えついた。原発事故が起きた時の対策として、放射性物質の外部への持ち出しは決してやってはいけないことなのだが、この国では、原発の敷地を出れば無法地帯、そんなことはどうでもよいことになるらしい。 原発内では、現在でも法律に沿って、100bq/kgのセシウム汚染物質は厳重に放射性廃棄物として管理しなくてはならないことになっているが、一旦外に出て無主物になっちまった放射能は自由の身になるのかね、100ベクレルくらい小さい小さい、どんどん燃やしちゃってOK♡になったし、焼却灰に至っては8000bq/kgまで一般ゴミで埋め立てちゃってよいし♡♡、10万ベクレルだって一般の管理廃棄物として処理♡♡♡できちゃうように、新しい規則が出来たのラッタタタ。(ホーリツじゃないとこがミソだよ) ついでに言えば、原発内では40ベクレルの汚染水も放射性廃棄物で管理しなくてはいけないが、人間の食べ物については、4月からの新基準でも大人は100ベクレル子どもは50ベクレル食べても問題ないんだそうだ。 そう言えば、 「子どもは食べる量が少ないから、放射能で汚染された食物を食べても影響は少ない」 なんて言ってる栄養士(?)のセンセイもいたな〜。 当時世間を騒がせた、法律では一般人の被曝限度は年間1ミリシーベルト、原発作業員は20ミリシーベルトなのに、子どもにまで20ミリシーベルトの被曝を許容するという無茶苦茶な数値の決め方も同じで、子どもは作業員と違い仕事をしているわけではないから数値が高くてもいいのだ、などという非常に乱暴で意味不明で斬新な理論に裏打ちされていたのだった・・・ こうなってくると、今ではすっかり福島県民の健康のデータを預かるようになったあの有名な山下俊一教授の言葉が冗談でなく、美しい鐘の音のように響いてくる。 「放射能はニコニコしている人には来ません」 …という宗教が、拡大している。。。 どんなに無茶苦茶なことを言ってもやっても、政治家も役人もとんでもない専門家のセンセイもそれを出したテレビ局も、誰も責任をとらないし訂正さえしない。言ったもん勝ちでやったもん勝ち。その上、善良なる市民に考えるヒマを与えず、感情論へどんどん走って誘導してゆく。 全ては被災者の気持ちを優先してみんなでがんばろう、がんばろうがんばっぺ、云々かんぬんぴ〜ひゃらら…って、被災者のキモチって言ったって千差万別でしょうが、にんげんなんだから。 それを一億総玉砕、全体主義に持って行こうとしているのが今の政府とマスコミ。まったくオソロシイ。 そして一番恐ろしいのは、善良なる市民同士を対立させるようにしているように誘導していること。 福島に残った郷土愛あふれる住民VS避難した薄情な住民 福島から避難した可哀想な住民VS避難先のモンスター現地住民 瓦礫の焼却を拒む身勝手な住民VS被災地を応援する優しい自治体 …これって、なんだか原子力村が原発反対の市民運動を下火にしていったやり方とダブルんだよね。 だてさ、そもそもの原因は、原発事故でしょ。あれ、津波のせいでブッ壊れたんじゃないよ。その前の地震で、冷却装置と原子炉結ぶ配管がやられちゃってたんだよ。 瓦礫の処理が遅いことにしたって、最大の原因は放射能なのだから、本来ならば東電にその責任を負わせるべきところを丸っとスルーして、住民と自治体の争いにしてるんですぜ。 そういえば、「食べて応援」スローガンは、でんつう様のお仕事だってさ。大方、「絆」ちゃんなんていう悪趣味なコトバブームも、でんつう様が考えて操作したんじゃないかな、なんてわたしは思ってしまいますが。 善良な市民は、善良に騙され続けるのはやめて、そろそろ善良に革命でもやったほうがよいよ。 対立すべきは超法規的なにっぽん原子力村とそれを甲斐甲斐しく介護する政府でないか。 大本営に気をつけろ! だって政府側は、ここに来てなりふり構わず、増税に除染の莫大なゼネコン利権に瓦礫焼却産廃利権、原発再稼働にと、とにかく巻き上げた税金を利権団体に分配することに、突っ走り始めたようだぜ。
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